【初心者向け】#2〔準備編〕Unityをインストールして、プロジェクトを始める|スマホ用 2D防衛アクションゲームを作ろう!

スマホ用 2D防衛アクションゲームを作ろう!

本記事で紹介している情報は執筆時点のものであり、閲覧時点では変更になっている場合があります。また、ご利用の環境によっては本記事の情報通りに動作しない場合がございます。あらかじめご了承ください。

筆者の声 -本文はもう少し下にあります-

 こんにちは、シィグです。前回(#1〔企画編〕どんなゲームをつくるか考える)は、モチベーション低下防止のために最低限ゲームとして動くために必要な要素を書き出し、企画書を作りました。

 今回は、ゲーム作りの前準備としてUnityのインストールとプロジェクトを始める手順について書きました。

 既にUnityのインストールが完了しており、プロジェクトの始め方も知っているという方は次の記事に進んでください。

Unityとは?

 本題に入る前にUnityについて簡単な説明です。

Unityについての簡単な説明

  • Unity Technologies社が提供するゲームエンジン(=ゲーム開発が簡単に行えるツール)
  • 年間の収入と資金調達の合計が10万ドルを超えない限り無料で利用できる
  • ゲーム開発のシェア率 No1

 もっと詳しく知りたい方は、Unityの公式ページや詳しく説明しているサイトを参照してください。
Unityについて、もっと軽く全体像を知りたい方は、カバゴトさんの「超初心者向けに解説!Unityとは?」がおすすめです。

UnityHubをインストールしよう

私の使用しているパソコンはWindowsであるため、Windowsパソコンでの操作方法を書いています。他のパソコンを使っている方は、他のサイトを参考にしてください。

 まずは、Unityのプロジェクトの管理が簡単に行える「UnityHub」というものをインストールしていきます。

 まず、Unityのダウンロードサイトに移動し、「Download for Windows」をクリックしてください。
UnityHubSetup.exe」のダウンロードが開始されます。

Unityダウンロードサイト

 次に、エクスプローラ(黄色いファイルのアイコン)のダウンロードを開き、中に入っている「UnityHubSetup.exe」をダブルクリックして起動しましょう。

このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか」と表示された場合は、「はい」をクリックしてください。

 インストーラが起動するので「同意する」→「インストール」→「完了」の順クリックしてください。
※インストール先のフォルダを変更したい場合は、「参照」をクリックして変更できます。

UnityHubのセットアップ1
UnityHubのセットアップ2
UnityHubのセットアップ3

 以上でインストールが完了し、「UnityHub」というアプリがデスクトップ画面に設置されているはずです。

UnityHubの初起動時にやっておきたいこと

 まずは、「Unity Hub」を起動してください。

「Unity Hub」を初めて起動した際にテーマ選択やUnityのインストールを進められると思いますが、後で行うため、キャンセルしてください。

UnityHubを日本語化しよう

 英語表記になっていると思うので、まずは日本語化を行います。
右上の「歯車マーク」→「Appearance」の順にクリックし、Languageの欄の「English」を「日本語」に変更してください。

UnityHubの日本語化1
UnityHubの日本語化2

Unityのアカウントを作成しよう

 次にUnityのアカウントを作っていきます。
左上の「人マーク」→「アカウントを作成」をクリックしてください。

UnityHubでの操作1-Unityアカウントの作成
UnityHubでの操作2-Unityアカウントの作成

 クリックするとUnityのアカウント作成のページが開かれます。

 外部アカウント(Google、Facebook、icloud、シグナルサインオン)で登録する場合は、「または」の下にある各種アイコンをクリックしてログインしてください。

 外部アカウントを使用しない場合は、「メールアドレス」「パスワード」「ユーザーネーム」「フルネーム」を入力し、さらに、「利用規約」「プライバシーポリシー」を確認し、2つのチェックボックスをクリックしてください。

・「ユーザーネーム」は公開される名前です。ローマ字入力してください。
・「フルネーム」は本名でなくても大丈夫です。
・3つ目のチェックボックスは、Unity からマーケティング情報やプロモーション情報を受け取るかについてですので、任意でチェックしてください。

 次に「私はロボットではありりません」にチェックをしてください。

 最後に「Unity ID を作成」をクリックしてください。

アカウント情報入力-Unityアカウントの作成

 「Unity ID の作成」をクリックするとUnityからメールが届きます。

 届いたメールを開き、「Link to confirm email」をクリックしてください。

 「続行するには検証する必要があります」と書かれたページが開くので、再度ロボットではありませんにチェックを入れ、「検証」をクリックしてください。

メール確認-Untiyアカウントの作成
ロボット検証-Untiyアカウントの作成

作成したアカウントでUnityにサインインしよう

 「検証」をクリックすると、「Unity ID でサインイン」と書かれたページが開かれると思いますが、一度ページを閉じてください。

 UnityHubを開き、左上の「人マーク」→「サインイン」をクリックしてください。

Unityにサインイン

 開かれたページで「メールアドレス」「パスワード」を入力し、「サインイン」をクリックしてください。そして、「Unity Hub を開きますか」というパネルが出てくるので「Unity Hub を開く」をクリックしてください。

Unityにサインイン
Unityにサインイン

「Unity Hub」の左上の人マークが変わっていたらサインイン完了です。

Unityにサインインしているかの確認

Unityをインストールしよう

 サインインが完了したら、次にUntiyのインストールをしていきます。

 「Unity Hub」で右の「インストール」をクリックし、左上の「エディターをインストール」をクリックしてください。

Unityのインストール

渡しの場合、右下のパネルに色々と項目がありますが、過去にインストールしたものが残っているだけですので、無視してもらって大丈夫です。

Unityのバージョンを選択する

 インストールするUnityのバージョンを選び、「インストール」をクリックしてください。

バージョンの選択-Unityのインストール

バージョンについて、こだわりが無ければ推奨バージョンを選んでおけば、間違いはありません。(編集時の推奨バージョンは「2022.3.9f1」でした。)

加えるモジュールを選択する

モジュールとは?
 ゲームの機能開発には関係しないが、開発したゲームをUnity以外でもプレイできるようにする機能や、日本語化、プログラムを書く際に用いるエディタのことを指します。モジュールや各選択についての詳細は、Unityの公式ページやモジュールについて詳しく説明しているサイトを参照してください。

 写真のようなパネルが表示されます。このパネルでは、加える「モジュール」を選択できます。

モジュールの選択1-Unityのインストール

私の場合、既に一番上の「Microsoft Visual Studio Community 2022」がインストール済みになっていますが、無視してもらって大丈夫です。
また、「Microsoft Visual Studio Community 2022」のインストール手順につきましては、【初心者向け】Unityでのプログラム開発を効率化するためのVisual Studioインストール&設定ガイドを参考にしてもらえればと思います。

 今回加えるモジュールは、Andoroidの開発が目的であれば「Android Build Support」とそれに付随する「OpenJDK」「Android SDK & NDK Tools」を、iOSの開発が目的であれば「iOS Build Support」を選択してください。

iOSのゲームを開発するためには、MacOSの入ったパソコンが必要である点に注意してください!

 Unityを日本語化するために、下の方にスクロールし、「日本語」を選択してください。

Unityの解説ブログを見る際、英語表記で説明されていることが多いため、慣れてきたら英語表記に変えることをおすすめします。ただ今回は、わかりやすさ重視で日本語歌化して進めていきます。

 モジュールの選択が完了したら、右下の「次へ」をクリックしてください。

モジュールの選択2-Unityのインストール
モジュールの選択3-Unityのインストール

 利用規約が表示されるので、同意し、右下の「インストール」をクリックしてください。インストールが始まります。

利用規約-Unityのインストール

 インストールの進行状況は、左下の「ダウンロード」をクリックするとみることができます。

 また、逆三角形をクリックすることで進行状況の詳細を見ることができます。

Unityのインストールの確認1

このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか」と表示された場合は、「はい」をクリックしてください。

インストールの進行状況が終了しているにもかかわらずインストールが完了しない場合は、一度Unity Hubを閉じ、再度開くとインストールが完了することがあります。

 インストールが完了すると、Unity Hubのインストール欄に画像のようなものが追加されます。

Unityのインストールの確認2

モジュールを追加したい場合は、右の「歯車マーク」をクリックし、「モジュールを加える」から行えます。

ゲーム開発の前準備 -プロジェクトをはじめよう-

 Unityがインストールできたら、次はプロジェクトを作っていきましょう。

 まず、Unity Hubの「プロジェクト」をクリックし、右上の「新しいプロジェクト」をクリックしてください。

プロジェクトの作成

 次に、「2D コア」を選択し、好きな名前をつけ、任意で保存場所を変更して右下の「プロジェクトを作成」をクリックしてください。

テンプレートの選択-プロジェクトの作成

プロジェクトの名前は、ローマ字で入力してください!

 プロジェクトの作成が完了すると写真のようにUnityが開きます。

プロジェクトの作成の確認1

操作方法については、ゲーム開発を進めながら適度説明をはさみますが、先に大まかに知っておきたいという方は、カバゴトさんの「【超初心者向け】Unityの操作方法と画面構成」がおすすめです。

 2回目移行のプロジェクトの起動は、Unity Hubの「プロジェクト」欄にあるプロジェクトの名前をクリックすることで起動します。

プロジェクトの作成の確認2

 以上がUnityのインストールから、プロジェクトの作成までの流れです。

 次回は、〔準備編〕の最終回として今回作成したプロジェクトを実際にスマホで動かす方法について説明していきたいと思います。

終わりに -読まなくてもOKです-

 最後まで読んでくださりありがとうございます。今回は、Unityのインストールからプロジェクトを始める手順について書きました。パソコンに慣れている方からすると冗長な部分もあったと思いますが、手順を細分化して書くことで誰も躓くことがないような記事になったのではないでしょうか。

 記事の内容などについて、質問や感想等がありましたら気軽にコメントしてくれればと思います。



コメント

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